【ネタバレ】イカとタコの話 オクト・エキスパンション感想

こちらはNintendo Switchスプラトゥーン2」オクト・エキスパンションをプレイして、魂にシオカラ節のグルーヴを宿したオクタリアンに最高に滾った結果書き散らした、妄想8割の感想と萌え語りです真面目な考察ではありません。

オクト・エキスパンションをクリアしていること、チャットログおよびネリメモリーの短歌をすべて読んでいること、クリア後のコンテンツを体験していることを前提として書いています。

ネタバレのオンパレードですので、くれぐれもご注意ください。

本文中のカッコ内は、当方の発言の情報元です。チャットログはsession#〇、ネリメモは駅の番号です。細かい部分はご容赦ください。

 

イイダとヒメ 

イイダの葛藤についての妄想(session#6,7,A-02)
イイダちゃん、オクタリアンの兵士だった訳じゃないですか、しかも初等部から訓練を受けている生粋の。
オクタリアンは敗戦国で、インクリングから領土を奪還すべく、兵士の育成、兵器の開発に取り組んでいる。そういう国で、インクリングは打ち倒すべき敵であると教育を受けてきたわけですよ。
 
そんなイイダちゃんが、シオカラ節を聞いてイカのグルーヴを魂に宿し、インクリングの世界を目指すって、
 
そこにあった葛藤はイカほどか!?!!?
 
敵国の音楽を聞いて心を揺さぶられる、近くに行きたい、触りたい、自分もやってみたい、でも、アレは戦うべき敵だ。
 
真面目なイイダちゃんは、絶対葛藤したよね!?!!?(妄想) 
 
いや、イイダちゃんマイペースで自分の好きなことしかやらなそうだから、シオカラ節に感動してあっさりオクタリアンを見限ったかもしれない。
 
そうだとしても、自分がオクタリアンであることを隠して大好きなヒトの隣にいることに、少なからず罪悪感があったと思うんだ。ヒメセンパイのことは信じてるけど、もし受け入れてもらえなかったら、もし否定されたら、きっと生きていけないから。でも黙って隣に居続けても、どんどん罪が重くなっていくようで。
 
だから、すべてを知られてなお、存在を許されたとき、イイダちゃんは自らを苛むすべての呪縛から解放されたんじゃないかな。
 
イイダとヒメの出会い(session#8)
ところでイイダちゃんは、2週間ナンタイ山に通ってヒメちゃんのこと探したって言ってましたね。その時点ではすでにヒメちゃん一本狙いでしたね。
 
ヒメちゃんのことはいつ知ったのかな。
 
タコの世界を出てさまよっている間に見つけたのかな。
飛び出して来たはいいものの、道標も何もなく、ただ広くてチカチカする世界の中で途方に暮れていたイイダちゃん。
 
きっと、初めてのものにたくさん触れて、聞いたことのない曲をたくさん聞いたね。
 
その中でヒメちゃんの音楽に出会って。遠い憧れでしかなく、漠然と手を伸ばすだけだったものが、このヒトに会いたい、このヒトと音楽をやりたい! という具体的な渇望になったのだとしたら!
 
イイダちゃんがタコの世界から出て行くきっかけを作ったのはシオカラ節でも、イイダちゃんの音楽の道導は紛れもなくヒメちゃんなんだ。(妄想)
 
ヒメちゃんとのファーストコンタクトで持っていったデモ、オンボロキーボード1台で作ったって言ってたね。
 
オクタリアンの世界では、最新鋭の設備を与えられ、日夜研究と開発を許されていたイイダちゃんが、すべてを捨てて飛び出た先で、たった1台のオンボロキーボードで、曲を作ったんですよ。初めて歌ったんですよ!(妄想)
 
自分の成り立ち、これまで積み上げた時間、作り上げたもの、これから成すべきこと。
そのすべてとの決別。
憧れの世界。
 
ぐちゃぐちゃになりながら、それでもきらきらしたヒトに届きたくて、ヒメちゃんの隣に立ちたくて、ヒメちゃんのために今持てる精一杯を打ち込んだ曲が、フルスロットル・テンタクルなんですよ!
 
ヒメちゃんはこの曲になぜか引き付けられたと言っていたけど、そんな曲がヒメちゃんの心に響かないはずがないじゃない! 
 
過言ではなく、今のイイダちゃんはヒメちゃんと出会わなければ存在しないし、イイダちゃんにとってヒメちゃんは希望を示す標であり、イイダちゃんのすべてなんだ……。
 
16年間、戦うために生きていたイイダちゃんが、それまでの自分を捨て去って、今ヒメちゃんの隣で笑っているって、まるで奇跡なんだよ。運命と出会いと、イイダちゃんの伸ばした手が掴んだ奇跡なんだ。
 
もう私はハイカラニュースを涙なしで見ることができないよ……。
 
テンタクルズのこれから
ホタルちゃんとアオリちゃんは幼馴染みじゃないですか。お互い唯一であり、半身であり、横並びなんですよ。
 
それと比べてテンタクルズの高低差!!!
 
かたや勝者インクリングの大財閥の娘、かたや敗者オクタリアンの生粋の兵士。
 
二人が出会って2年ですよ。まだ2年。お互い知らないことはたくさんあるし、種族から生い立ちからまったく違う二人は絶対に理解し合えないんですよ。
 
でもまだ2年なんですよ! これからたくさん笑い合って、喧嘩して、すれ違って、新たに知っていくこともわからないことも増えていくんですよ!
 
その先に、お互いの隣にいることを、お互いが選択する未来があればいい。
 
二人のこれからに幸あれ!!! 
 

イイダちゃんと8号(F-02, session#7)

8号はイイダちゃんのこと知ってたんだね、そしてオクタリアンはイイダちゃんの消息を掴めていない。
 
イイダちゃんは8号のことを、魂にシオカラ節のグルーヴを宿したオクタリアンだということは認識していたけれど、個人として知ってる様子はなかったから、8号はイイダちゃんの訓練所の後輩だという妄想でいこう。
 
以下妄想です。(以下妄想なのですが、ファミ通のインタビューで真実が明かされてしまいましたね!
 
イイダちゃんはオクタリアンの訓練所きってのエースだったから、きっと憧れている訓練兵は多かっただろうな、8号はその一人だったんだろう。
 
イイダちゃんにとって8号はたくさんいる後輩の一人でしかなくて、個として認識はしていなかったのだろうけど、8号は、記憶を無くしていた8号は、「声だけでわかった」んだよ。
 
突然姿を眩ませた憧れのヒト、自分と同じくインクリングの世界に魅せられたヒト、自分が心配するなんておこがましいほど強いヒトなのはわかっているけれど、8号はイイダちゃんの身を案じていたんだなぁ。
 
地上に出て、目映い音楽とヘリの軍団を背負って登場した、小さなインクリングの隣に立つイイダちゃんを見て、確かな安堵を覚えたんだったらいいなぁ。
 

8号は3号のことが好きすぎやしないか(深海メトロ中央駅8番ロッカー)

8号の中の3号、あまりにも美化され過ぎじゃない!? 3号あんなに強くないよ!? あんなイカ離れした動きしないからね!?
 
心の中のヒーローを越えろ、だから、8号からは3号があのように見えてるってことなんだよな……。
 
8号もシオカラ節のグルーヴを魂に宿したタコ……2年前のタコワサ将軍との戦いで、シオカラ節をバックに戦う3号に8号は心奪われていたとでも言うの……? 
 
確かにミキサーかけられそうになった司令と8号を颯爽と救った3号はとてもかっこよかった。
2年間ずっと憧れていたヒーローにあんなにかっこよく助けられたらもう骨抜きかもしれない。
 
もしかして練りモノつけられた3号と戦ってるとき、8号ドキドキしてた?
ワタシ今あの3号と戦ってる!! って。
 
でも! 3号あの後ずっと伸びてたぞ! 練りモノつけられて操られてたのも、それを8号が助けたのも一切知らないよ!? 意識が戻った時にはなんだかよくわからないけど全部終わってたなーって感じのイカだよ!?
 
えっ、そんなところもかっこいい!?(幻聴)
もうっ8号はしかたないな!!!
 

イカラスクエアに辿り着いた8号にこんな出会いがあったらいいなあ妄想

ネリメモリーのギアのシリーズ見ると、やっぱりオクタリアンの世界ではファッションはそんなに発達していないのだろうね。
 
そもそも8号も兵士であり、タコゾネス達の着ているのはきっと隊服のようなものなのだろう。
 
自由にフクを選んで、友達とそれいいね、どこで買ったの? なんて会話をすることなんて、なかったんだろうね。
きっと8号はこっそり流れてくるハイカラスクエアの雑誌をめくって、このフクいいなあ、着てみたいなぁ、ハイカラスクエアに行ったら、ビゼンのお店に絶対行くんだって、思いを馳せてたんだね……。(F-04)
 
そんな、自分でおしゃれをしたことのない8号がハイカラスクエアにたどり着いて、そわそわキョロキョロしてたら、一人のタコボーイが興味を示して話しかけてくるんですよ。
 
「オマエ見ない顔だな! なんとなーくイカしてないし……でも、磨けば光りそうだな。ちょっとついてこいよ!」って、ずっと憧れていたビゼンのお店に引っ張っていってくれるんですよ!
タコボーイ能天気だからそういうところある。
 
あれもいいな、これも似合うぞって、着せ替えされて、8号はぐったりしちゃうけど楽しくて、タコボーイの「うん、イカしてるじゃん! これでオマエも立派なハイカラスクエアの住民だな!」って、ニカっと笑う表情に、ああ、眩しいなって、淡く恋をしてほしい。(ここまで妄想)
 
こんな感じのイカボーイミーツタコガールなお話が読みたいですね!
 
ここまでなんの断りもなく、8号をガールとして妄想していました。失礼いたしました。
 
8号がボーイでもガールでも、ハイカラスクエアでイカと出会い、初めての感情を知っていくんだろうね。
広場で、ナワバリバトルで、サーモンランで、たくさんのイカと出会い、イカの言葉を、文化を覚え、お返しにタコの技術を教えていく。二つの種族の世界は広がっていき、あらゆる場所で、ハイカラスクエアに辿り着いたオクタリアンの数だけ、新しい物語が始まっていくんだよ。
 

さいごに

本当にただの萌え語りでした。ここまでお読みいただきありがとうございました。
 
オクト・エキスパンション、本当に面白かったですね。プレイした人の数だけ感想があると思います。ぜひ、いろんな人の感想を聞きたいです。
オクト・エキスパンションをプレイして8号に萌え散らかしている人、フェス中にステージ上で歌うテンタクルズを見て涙ぐむ人、私だけじゃないと思ってます。
 
8号については別途ネリメモリーの短歌を中心に掘り下げられたらいいなと思っています。
今回はここまで。それでは。